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文理科だより

お祝い 合格おめでとう!

今年度、国公立大学に2名、海上保安学校に1名が合格しました!

福島大学経済経営学類

学校推薦型選抜で合格。小論文と面接。専門知識を含む小論文の文章を要約し、自分の意見をまとめる。合わせて1,200字のハードな小論文をクリアした。部活動との両立に悩んだが、時間の使い方を工夫して学習に取り組み、見事合格を勝ち取った。

 

福島県立医科大学看護学部

学校推薦型選抜で合格。英語と国語の総合問題と面接。英語の長文の読み取り、国語の小論文はかなり難解な問題だが、粘り強く取り組み、合格を勝ち取った。文理科からの合格は一期生以来10年ぶりの快挙。県内から30名の狭き門である。

 

海上保安学校 情報システム課程

海上保安庁の職員を養成する学校。さまざまな分野にわたる基礎能力試験と数学、英語の学科試験がある。2次試験には体力検査も!一年生の時から志望校として掲げ、地道に努力した。明確な目標があった成果で、みごと難関をクリアした。修明高等学校となって以来初の合格である。

 

☆一問一答(Aは福島大学、Bは福島県立医科大学、Cは海上保安学校)

①一番つらかったときはどんなとき?

 A 小論文添削で、自分なりに良くできたものを提出しても、それ以上のものを求められて、自分の力不足を毎日痛感したこと。面接で先生から新しい質問が来ると対応できず、落ち込んだこと。周りのクラスメイトがどんどん合格するので焦りを感じたこと。

 B 毎日夜遅くまで添削の小論文に取り組み、悩みながら解答したものが、まったく当たっていなかったときはつらかったです。面接練習をすればするほど自分の意見が薄く感じて、そこから自分の意見を根拠あるものにするのがつらかった。

 C 授業やテストで扱わない数的推理や資料解釈の勉強をしなければならず、テスト勉強と同時進行で行うのがとてもつらかった。面接練習は1次試験の合格発表のあとから始めたため、準備期間がなく、仕上げるのにとても苦労した。

 

②手応えを感じたときはどんなとき?

 A 正直、手応えを感じることはできなかった。必死だった。過去問を解いているうちに、自分の考えを反映して書くことができたときがあり、これなら大丈夫かもとは思った。

 B 英語の添削で、ほとんど間違いがなく正解したとき。これまでの努力が実を結んだような気持ちがして嬉しかったのを覚えている。ギリギリ直前だが、最後まで解答できるようになって達成感を感じていた。

 C 1次試験の数学は、添削の問題を解いている間も手応えはあった。実際の試験でも、添削をしていただいた問題が多く出て、とても手応えがあった。面接練習のおかげで、臨機応変に対応することもできた。最後までしっかりと答えることができた。

 

③後輩へのメッセージ

 A 受験は今までやってきたことの集大成だと思うので、全力で頑張ってください。日ごろの授業が大切だと思います。小論文に使う漢字や、地歴の授業で習った知識などは、そのときにしっかりと学習しておけば、あとから困ることが少なくなります。応援しています。

 B 努力をすればするほど、将来の自分の糧になると思います。どんなにつらい経験をしても、その経験が、自分自身をより成長させるきっかけにもなるので、あきらめずに頑張ってください。自分の進路が決まっていない人も、勉強はちゃんとやるべきだと思います。頑張ってください。

 C 受験勉強は今までに経験したことのないようなつらく苦しい日々だと思います。しかし、それを乗り越えることで、自分自身の夢であったり、将来像が見えてくると思います。どんなにつらかったり、苦しかったりしても楽な道を選ばず、自分自身に厳しくしながら受験勉強を行うことで、必ず合格できます。挑戦する心を持ってください。応援しています。

 

添削ノートの量!

プリントやファイルこんなにたくさん!

小論文添削のノートと原稿用紙!

 どれも勉強しすぎてボロボロです(^_^)

面接を指導してくださった担任

の千田先生と。厳しくも温かく

ご指導していただきました。

3人とも面接には自信があった

そうです。

数学の添削でお世話になった

町田先生と。マンツーマンで

徹底的に教えていただきまし

た。おかげで数学には自信が

つきました。

英語の添削をしていただいた

生田目先生と。どんどん難易

度が上がるので心が折れそう

になった時も。優しい励まし

で合格できました。

この他にもたくさんの先生方に関わって指導していただきました。ご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。

 

報道機関が取材に訪れました。

 

実際の新聞記事です!

1月21日付 福島民友新聞

1月25日付 福島民報新聞

 文理科の3年生はほとんどの生徒が第1志望に合格しました!日々の努力が実を結んだ結果だと思います。バトンを渡された後輩の皆さんは、ゴールを目指して全力で駆け抜けましょう!

第3回文理科集会

10月28日木曜日に第3回文理科集会を開催しました。

今回は1・2年生を対象に講演会を開きました。

 

講師はベネッセ東北支社の小林壮(たけし)さんです。

 

文理科の生徒たちは進研模試を受験していますが、その進研模試の成績をどのように活用すれば良いのかというお話を中心に、進路に関わるさまざまなお話をしていただきました。

 

当日の様子

2年生

1年生

 

生徒たちは真剣にメモを取りながら聞いていました。

 

各地の銘菓の商品名だけを並べて、どれをおすすめするかを生徒たちに選ばせたあと、お菓子の写真を見せて、「知らない物は自信を持って選べない。」「だから、自分が進学する学校について、よく知ることが大切です。

というお話が印象に残りました。

また、

生活リズムを整えると学力は上がる!というお話もありました。そのために

①起床時間②就寝時間③学習開始時間 を固定すると良いそうです。

受験生の皆さんも参考にしてみてはいかがでしょう(^_^)

 

生徒の感想より

私はまだ自分が行きたい大学が明確に決まっておらず、「なんとなく」の大学を「なんとなく」志望校にしていました。自分がもっと調べれば、もっと行きたい大学が見つかるかもしれないと思いました。(2年・女子生徒)

 

模試の結果を見るだけで苦痛だったから見ないようにしていたけど、それはとんでもなくダメなことだと知りました。ちゃんと模試の成績を見て、自分ができないところや苦手なところをちゃんと把握して勉強をしたいと思います。(1年・男子生徒)

 

みなさんが進路を選択する上で、良い機会になったと思います。学んだことを今日から実践してみましょう!

 

 

 

第2回文理科集会

9月9日(木曜日)に卒業生の松本真奈さんをお招きし、第2回文理科集会を行いました。

講演の演題は「チャンスの掴み方ー成長できる自分になるー」です。

 

松本さんは平成29年度に文理科を卒業され、現在は会津大学コンピュータ理工学部の4年生です。生体医用情報工学(情報技術を医療分野で応用する学問)を専攻されています。

松本さんはこちら

 

ご自分の体験をもとに、大学合格までの道のりや大学で学んでよかったことなどを、生徒たちにわかりやすい言葉で語ってくれました。

 

当日の様子はこちら

大学は挑戦する人が多いので、何かにチャレンジすることが当たり前にできるというお話が印象的でした。

松本さんは高校時代は人前で話すのが苦手で、面接を苦にしていたそうです(^_^)。しかし、当日の講演はそんなことはまったく感じられない話しぶりで、高校時代の担任の先生もその成長ぶりにビックリされていました。

 

生徒たちもとても心に残るお話だったようです。

 

生徒感想より

大学では挑戦の機会が豊富で、とても挑戦しやすい環境であると知って、驚きました。私は改めて文理科で本当に良かったと思いました。文理科の環境を利用しつつ、一つ一つのチャンスをつかみ、自分から挑戦したいです。

 

とてもすばらしい講演会でした。松本さん本当にありがとうございました。(^_^)

OB訪問(看護系進路座談会)

7月30日(金)にOBの鈴木翔大さんが本校を訪問して、文理科の生徒と座談会をしました。

 

鈴木さんは令和元年度に本校を卒業し、現在は白河厚生総合病院附属高等看護学院の2年生です。1・2年生に看護への進学希望者が多いので、今回お話を聞かせていただく機会を設けました。

 

講師の鈴木さんです

 

生徒は1年生と2年生が3名ずつ、3年生が1名の合計7名です。

密にならないように図書室を利用し、感染対策を十分に行って実施しました。

 

鈴木さんが高校時代に受験勉強に使っていたファイルや現在看護学校で使っているテキストなどをお持ちいただいて、具体的な勉強のお話をしていただきました。

 

生徒からも積極的にさまざまな質問がありました。

とても有意義な時間になったようです。鈴木さん本当にありがとうございました(^_^)

 

参加生徒の感想より

・これから学ぶことややらないといけない課題が自分にできました。説明がとてもくわしくわかりやすかったです。

・医療の仕事は技術以外でも人との関わりも大切だから、色々大変なこともあるのかなと思った。

・自分が思った10倍大変なんだなと思いました。

・人の命を救う立場として、責任と覚悟を十分に持ちたい。

・勉強量がとにかく多いのだと分かった。高校のうちから勉強しないと大変。

 

座談会に参加した皆さんは、「あの時、話を聞いて目覚めたんだよね。」と将来、後輩に語ることができるような先輩になってくださいね(^_^)

体験入学

7月21日(水)に中学生対象の体験入学が行われました。体育館で、全参加中学生に対するガイダンスが行われたあと、各科に分かれて説明会が開催されました。文理科の説明会の様子をお知らせします。

 

文理科長のあいさつ

日程の説明や文理科の成り立ち、実績などについて話しました。「卒業した3年生は20%が国公立大学短大に進学しました。おそらく県内で一番面倒を見る学校です。」という話もしました。

 

次に生徒たちが文理科の魅力について、動画やパワーポイントを使ってプレゼンテーションをしました。

プレゼンを行ったメンバーです。3年Mくん、Sさん、2年Aさん、Sくん、1年Oさん、Wくんの6名です。スライドも自分たちで作成しました!

 

プレゼンをする3年Sさん

同じくプレゼンをする2年Aさん

それぞれ文理科の魅力について6人が熱く語りました(^_^)

 

その後、2年1組の教室を見学してもらいました。

続いて、図書室も見学してもらいました。

見学終了後、アンケート記入をしてもらいました。

すべての日程が終わったあと、隣の3年1組教室で、文理科の先輩たちによる進学相談会を行いました。中学生がいろいろ相談や質問をしていたようです。

参加したみなさんと来年の入学式で会えるといいですね(^_^)

 

アンケートの感想から

・もともと修明高校への進学を希望していたけれど、今日たくさんのお話を聞いて、こんなに手厚く指導してくれるんだと思い、さらに進学したいという思いが強くなりました。

・わからないことがわかって良かった。少人数での授業だから質問もしやすそうで、いいなって思いました。

・高校についてわからなくて不安なことがたくさんありましたが、今日体験入学に参加し、自分で調べた情報以外の情報をたくさん知ることができ、進路への視野が広がりました。

・勉強しながら友人関係を築けて、とても楽しそうだった。文理科ですごい人がいると聞いて、すごいと思った。