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文理科だより

第3回文理科集会&最後の授業

◎はじめに

雪がしんしんと降り続き、本格的な冬が到来しました。早いもので3年生は卒業を間近に控え、学年末考査を経て自宅学習に入ります。朝自習に7校時、膨大な課題に課外...。すべてをやり切った3年間でしたね。どんな時も自分が決めた道だからとあきらめずに取り組んだ成果が、実を結んだのだと思います。そして、そのたゆまぬ努力から多くのことを学び、人としても大きく成長することができました。

 

さて今回は、1月24日(火)の6校時目に行われた第3回文理科集会の様子について紹介します。第3回文理科集会では、3年生から1・2年生へ、進路実現に向けた勉強法や心構えについて伝授しました。1・2年生からは、3年生の魂がこもったメッセージに、身が引き締まる思いがしたという感想が数多く寄せられました。

 

◎第3回文理科集会

【3年生からのアドバイス】

・国公立短大産業情報学科合格:評定平均値が足りなくては希望の大学に出願できません。「0.1」の重みを感じるべきです。

・四年制大学工学部建築学科合格:小論文で「建築」がテーマといっても、「福祉」や「AI」、「環境」など、様々な切り口があります。毎日、担当のK先生に添削してもらいました。大変な事もありましたが、「合格したい」という強い気持ちを持ち、頑張り続けました。

・四年制大学健康医療科学部理学療法学科合格:世界トップレベルの機器や技術を用いた講義・臨床実習に興味がありました。三次元動作解析装置を用いて、体のバランスや運動能力などを客観視することができます。「大学で何を学びたいのか」、「どこが魅力なのか」、など、自分の考えを明確に持つことが大切です。

・看護専門学校一般合格:学科試験や面接、出願書類の準備など、心が折れそうになったこともあったけれど、気持ちを奮い立たせて最後まで頑張りました。

・看護専門学校合格:定期考査は、常に満点目指して、完璧にして臨みました。やらなくていいものなんて、ひとつもないです。

・医療系専門学校合格:字が汚くて苦労しました。ペン字の練習もしました。出願書類は丁寧に心を込めて書いたので、渾身の力作となりました。

 

1・2年生の書いた感想用紙には、話をしてくれた3年生の先輩から直接コメントを付けてもらいました。受験を乗り越えたからこそかけられる言葉が、たくさん書かれています。

【3年生からのメッセージ】

・悩むこともあるよね。辛い時期かもしれないけど、未来が明るくなるように、精一杯頑張って!!

・早めに自分から行動を起こして頑張って。勉強も最後まで手を抜かずに!

 

◎最後の授業

そして同日7校時、最後の授業が行われました。50分間、一分一秒も無駄にすることなく、一生懸命に授業に取り組む姿は、これまでの文理科の卒業生たちと同じ表情に見えました。3年間で、本当に立派に成長した姿を見ることができた瞬間でした。

 

◎おわりに

1・2年生のほとんどは、3年生が授業や定期考査にどれだけこだわって取り組んでいたかを、今回初めて知ったようです。進路活動は特別なことではなく、日々の積み重ねが、結果として進路実現につながっているだけなのです。普段どれだけ本気で頑張り続けているかが重要です。進みたい道は、自分自身でしか切り拓けません。今回三年生から学んだことを踏まえて、目の前の学年末考査に全力で取り組めるはずです。

3年生は、これからそれぞれの道に進みます。どんな場所にいても、文理科で学んだ3年間を忘れることなく、常に全力で向き合い続けてほしいと思います。

第2回文理科集会 クリスマスパーティー!

 冷たい空気の中にも陽の光が差し込み、冬ならではの美しさが感じられる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。早いもので今年も残りわずかとなりました。今年は、学科対抗レクリエーションや球技大会、そして公開文化祭など、様々な行事を行うことができました。勉強、部活動、行事、受験… 様々なことに、クラスそして文理科が一丸となって取り組む姿勢に、何度も心動かされました。今年一年の締めくくり&ご褒美として、頑張った文理科のみんなと共に、クリスマスパーティーを開催しました。その様子を紹介します。(※感染対策を行いながら実施しました)

 

◎アクティビティ1:一年の振り返り!今年の漢字

生徒たちが、思い思いの漢字を記しました。

・「学」 進路実現を目指し、学習に力を入れ、人間的にも多くを学び成長できた年だったと思ったから。(3年)

・「道」 進路、勉強、生活面で多くの迷いがあったけれど、夢に向かって険しい道のりでも自分でよい道にすることの大切さを学んだから。(3年)

・「憶」 記憶に残るようなよい一年だったのと、覚えることがたくさんあった年だったから。(2年)

・「達」 高校で新しい友達ができた。色々な事を達成していきたいから。(1年)

 

◎アクティビティ2:文理科恒例!頭脳クイズ

四字熟語に三角比、O畠先生の誕生月から自動販売機のジュースの種類まで!?

秘密の作戦タイムの後、クイズスタート!スタートダッシュをきめる生徒に、「三角比はわかる!」と学習の成果を活かしている生徒も。みんな熱心に取り組んでいました。

 

◎アクティビティ3:一発逆転!しっぽ取りレース

頭脳クイズの成績が振るわなかった生徒は、しっぽ取りレースで逆転を狙います。

 

「しっぽは絶対に渡さない!」そんな強い意志のもと、全力で対決していました。

 

◎アクティビティ4:ドキドキ♪ワクワク♪プレゼント交換

頭脳クイズとしっぽ取りレースの総得点順にくじ引きを行い、それぞれが用意したプレゼントを交換し合いました。

ドキドキのプレゼント開封・・・。なんとサンタの衣装が当たった生徒も!かわいい♪

 

◎tea break

アクティビティのあとには、みんなでケーキ!互いの健闘をたたえ合いながら、和やかなひと時を過ごしました。

 生徒たちに今年一番頑張ったことを聞きました。

・受験対策。くじけそうになる時もありましたが、周囲の人の支えで頑張ることができました。(3年)

・高校に入って今までよりも難しくなった勉強を頑張った。(1年)

・行事。最高に楽しめました。(2年)

 

*** 

 

 みんな今年もよく頑張りました。来年も良い年でありますように☆

それではみなさん、♡HAPPY CHRISTMAS♡

第5回白藍祭 文理科企画 大成功

木の葉が紅く美しく色づき、秋深まる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。さて今回は、第5回白藍祭について紹介したいと思います。10/29(土)に仮装行列、30(日)に一般公開が行われ、文理科では以下の企画が催されました。保護者の皆様から地域の方々、そして卒業生や元担任の先生方にお越しいただき、大成功を収めることができました。企画、準備、当日、そして片付けに至るまで、各クラスの団結力が発揮された数日間でした。

 

◎文理科展示「文理科の軌跡」

文理科1期生から12期生の軌跡を紹介しました。卒業アルバムと元担任の先生&卒業生の熱いメッセージを展示しました。休憩ブースでは、たくさんの卒業生や元担任の先生方が集まり、思い出話で盛り上がりました。同窓会のような雰囲気で、とても懐かしかったです。

 

科長の手書きメッセージは涙なしには語れません…。代々引き継がれている文理科の「矜持」は、今も私たちの胸に刻まれています。

 

 

 映えスポットでパシャリ♪二冊の巨大参考書は、千田監督のご指導の下、K&Tが完成させました!

 

◎1年1組企画「SANAEパーク」 ☆クラス企画特別賞☆

射的で命中すればお菓子ゲット♡他多数ゲームあり!子供たちに大人気♪

 

準備も頑張っています。

 

◎2年1組企画「VS 2-1」

ミッションクリアで商品ゲット!野球・サッカー・動物のエサやりをモチーフに作成しました。くじに当たると豪華賞品をゲット!

 

元ピッチャーのG先輩、一球も当たらず(泣)

 

◎3年1組企画「ラガーマン延長と愉快な仲間たち」 ☆クラス企画大賞☆

狩りにストラックアウトで景品ゲット!大盛況でした!

 

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白藍祭は、無事大成功を収めることができました。文理科の生徒は、進路実現に向けて、すでに気持ちを切り替え、日々の学習に全力に取り組んでいます。そのまま突っ走っていってほしいと思います。

 

令和四年度地域連携型職業探究

 眩しい日差しが照りつけ、本格的な夏が到来しましたが、いかがお過ごしでしょうか。生徒たちは、1学期期末考査を終えても、暑さに負けずに学習に取り組んでいます。

 さて今回は、7月5日(火)に行われた「地域連携型職業探究」の様子を紹介します。今年度は、棚倉町を中心に、東白川郡内の12の事業所にご協力いただきました。進路希望別のグループごとに事業所へ訪問し、職業理解と現状把握、さらに各企業のSDGsへの取組を理解することを目標にご講話いただきました。

 

 各分野の様子や生徒の感想について紹介します。

 

◎図書館・歴史:棚倉町文化センター生涯学習課

*好奇心旺盛な人が向いていて、知識を持つことが大事で、事実からどうしてこうなった?と考えられるのが大切であることを知りました。学芸員は目立つ仕事ではないが、事実を確認して、自分の目で確かめ、文献等で調査をしているのは、好奇心だけでなく、仕事に対しての熱意だと感じました。(3年)

 

◎リハビリ・理美容:深谷クリニック

*re(再び)+habilis(適した)=リハビリ

再びその人らしい生活を取り戻し、豊かな人生を送ることができるように支援していくこと。今まではリハビリという一つの言葉でしか理解していませんでしたが、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)の3つに分かれていることを初めて知りました。

SDGs→ADL(日常生活動作)向上、QOL(生活の質)の向上に貢献している。(2年)

*私の祖母が貴院にお世話になっており、できなかった事がどんどんできるようになっていてすごいと感じています。できないことでも同じことを積み重ねていけばできることもあると感じました。(2年)

 

◎歯科助手:秋山歯科医院

*インターネットだけでは分からないことを知ることができました。仕事をする上で思ったよりも、体力や反射神経が必要であることに驚きました。英語が重要だとお聞きしたので、勉強を頑張りたいです。(2年)

 

◎情報:データアシスト

*経済発展と社会的問題は比例するため、PCを利用しての解決を目指しているが、依存という欠点もあることを知りました。(3年)

*Society5.0は現代社会の問題を解決するものであり、ビッグデータを活用し、より良い社会に貢献することを知りました。(1年)

 

 ◎保育:棚倉幼稚園

*毎年クラスによって個性があるので、何年やってもゴールがないということ、体力と健康第一で自分も子供の気持ちになって楽しむこと、という言葉が印象的でした。(3年)

*SDGs→人や物を大切にできるようにする。一人一人の良さを知らせて、友達と仲良くできるようにする。節電・節水・ごみの削減。食べ残しを減らす。(1年)

 

◎経済:白河信用金庫

*私は今までは信用金庫や銀行は同じものと考えていました。ですが、今回の講義でそれらの違いはもちろん、経済の仕組みやお金の流れ、業務内容などを詳しく知ることができ、私たちの疑問にも丁寧に答えていただけて、とても良い体験となりました。(3年)

*SDGs→地域の事業所の皆様や地域の多様な課題の解決をお手伝いすることで、持続的な地域経済の発展および産業の活性化に貢献している。地域の人々が安心して生活できる豊かで魅力ある持続可能な街づくりの実現に貢献している。(2年)

 

◎心理・医療事務・臨床:棚倉町社会福祉協議会

*社会福祉協議会は、社会福祉士だけでなく、介護支援員や保健師、看護師も必要だということを知りました。様々な職種の方々と連携することの大切さを学ぶ事ができました。(3年)

*社会に出たら、コミュニケーション能力が欠かせないのはもちろん、連携することが大事ということを知ることができました。(1年)

 

◎建築・デザイン・美術:藤田建設工業株式会社

*仕事をする上で大事にしなければならないことや大変なこと、それでも続けられるやりがいなどを聞いて、社会人の責任感や地域の人に貢献しようとする気持ちが伝わってきました。(2年)

*SDGs…地産地消。地元木材の活用し、木を育てる。「地域に根差す」企業→地域で活用し、地域に信頼され、地域の企業であることが、持続可能社会に必要。(2年)

 

◎理工:東白川郡森林組合

*職業やSDGsについて学ぶ事ができました。特に林業は、SDGsとの関わりがとても深く、10個の目標に通じていることに驚きました。(3年)

*私の祖父は、森林組合で働いている。祖父がどんな仕事をいているか全然知らなかったが、初めて知ることができ嬉しかったです。また、16年間塙町に住んでいるが、活用されていない森林がたくさんあることに驚きました。私が工学部に入り、日本の立地に合った機械を低コストで作れるようになったら、活用される森林も増えるのではないかと思いました。工学部に入るため惜しまず努力します。

SDGs【13.14.15】森林をきれいにし、持続的に河川を美しくする。/【7.11】木材を無駄なく使い、用材に向かない木材等をバイオマス発電に生かす。(2年)

 

◎スポーツ:近藤整骨院

*自分の進路に関わっている職場での講話だったので、良い刺激となり、モチベーションも上がった。普段はインターネットで情報を得ているが、実際に柔道整復師として働いている方々の声を聞くことができるのは、とても貴重だと思いました。SDGs→全ての人に平等に治療をしている。(3年)

*質疑応答をしているうちに、柔道整復師には様々な魅力があると思いました。将来、柔道整復師もいいな、と思いました。(1年)

 

◎農学:JA東西しらかわ共同組合

 

*農業の現状やSDGsについて学ぶ事ができました。中でもスマート農業という新しい技術ができていることを知り、とても勉強になりました。

SDGs【1】あらゆる貧困を終わらせる / 【3】あらゆる年齢のすべての人々の健康を保持する(2年)

 

 ◎看護:塙厚生病院(来校)

*輸血、糖尿病といった(専門の)資格を持つ看護師もいらっしゃることを初めて知りました。看護師になる上で、患者さんを思う気持ちや患者さんの思いを聞くことは、すごく大切だと思いました。将来は、正しい知識を持ち、患者さんを思う気持ちを忘れずに仕事をしたいと思いました。(3年)

 

「地域連携型職業探究」を終えて・・・

 講師の先生方の専門的で熱意溢れる講話、お心遣い…。改めて地元の方々に支えられていることを実感した一日でした。また、SDGsについても、私たちが思いつかないような観点で取り組まれていることに驚きました。それぞれの職業の特性を生かした取り組みについて知ることができ、大変勉強になりました。資料やスライド、講話内容等、ご丁寧に準備していただきありがとうございました。ご協力してくださった講師の方々をはじめ事業所の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 私たち修明高校文理科生徒は、今回出会った方々のように、将来地域で活躍できることを目標に、精進する所存です。

第4回文理科集会

1月20日に第4回文理科集会が開催されました。

 

今回は3年生が1・2年生の後輩に自分の受験の体験を語る会です。進路希望ごとに班分けして、3つの文理科の教室に分かれて実施しました。

 

当日の様子はこちら

 

事前や事後にレポートを作成し、3年生も1・2年生も熱心に取り組んでいました。やはり、実際の入試を経験した先輩からのアドバイスは後輩の心に刺さるようです。

 

それぞれの学年のレポートはこちら

3年生のもの。

下級生に伝えたいことが

たくさん書かれています。

思いがあふれています!

2年生はもうすぐ受験な

ので、聞き漏らさないよ

うに、細かくメモしてい

ます。

1年生は知らないことが

多かったようで、情報が

詳細にメモしてあります。

レポートより

3年生

・勉強はより早くから始めた方が良いということ。志望校のランクをより高くできると思う。

・進路が決まっていない人は、まずは何かしら”やってみる”ことが大事だと思います。

・つらいことはあるだろうけれど、それを乗り越えれば何とかなるので、歯を食いしばって自分に負けないように乗り越えてください!

2年生

・受験を終えた3年生からの生の声を聞くことができて、とても良い機会でした。受験までの道のりはもう短いので、頑張りたいと思います。

面接や小論文もノートに書いてやっているのがすごいと思いました。これから受験に対しての意識を上げていきたいです。

1年生

・ある程度進路は決まっていますが、大丈夫かなと不安になっていました。今の進路希望から変えるつもりはないので、今目指している所だけを見て頑張ろうと思いました。

情報を集めることが大切だとわかりました。そして、検定を持っていることで受かりやすくなるので、3年生になる前には取れるようにしたいと思います。

 

3年生の皆さん、後輩たちは確実に影響を受けたようです。ありがとうございました。1・2年生の皆さんは、いただいたお話を参考に、今日から何かを始めましょう!

千里の道も一歩から!

 

お祝い 合格おめでとう!

今年度、国公立大学に2名、海上保安学校に1名が合格しました!

福島大学経済経営学類

学校推薦型選抜で合格。小論文と面接。専門知識を含む小論文の文章を要約し、自分の意見をまとめる。合わせて1,200字のハードな小論文をクリアした。部活動との両立に悩んだが、時間の使い方を工夫して学習に取り組み、見事合格を勝ち取った。

 

福島県立医科大学看護学部

学校推薦型選抜で合格。英語と国語の総合問題と面接。英語の長文の読み取り、国語の小論文はかなり難解な問題だが、粘り強く取り組み、合格を勝ち取った。文理科からの合格は一期生以来10年ぶりの快挙。県内から30名の狭き門である。

 

海上保安学校 情報システム課程

海上保安庁の職員を養成する学校。さまざまな分野にわたる基礎能力試験と数学、英語の学科試験がある。2次試験には体力検査も!一年生の時から志望校として掲げ、地道に努力した。明確な目標があった成果で、みごと難関をクリアした。修明高等学校となって以来初の合格である。

 

☆一問一答(Aは福島大学、Bは福島県立医科大学、Cは海上保安学校)

①一番つらかったときはどんなとき?

 A 小論文添削で、自分なりに良くできたものを提出しても、それ以上のものを求められて、自分の力不足を毎日痛感したこと。面接で先生から新しい質問が来ると対応できず、落ち込んだこと。周りのクラスメイトがどんどん合格するので焦りを感じたこと。

 B 毎日夜遅くまで添削の小論文に取り組み、悩みながら解答したものが、まったく当たっていなかったときはつらかったです。面接練習をすればするほど自分の意見が薄く感じて、そこから自分の意見を根拠あるものにするのがつらかった。

 C 授業やテストで扱わない数的推理や資料解釈の勉強をしなければならず、テスト勉強と同時進行で行うのがとてもつらかった。面接練習は1次試験の合格発表のあとから始めたため、準備期間がなく、仕上げるのにとても苦労した。

 

②手応えを感じたときはどんなとき?

 A 正直、手応えを感じることはできなかった。必死だった。過去問を解いているうちに、自分の考えを反映して書くことができたときがあり、これなら大丈夫かもとは思った。

 B 英語の添削で、ほとんど間違いがなく正解したとき。これまでの努力が実を結んだような気持ちがして嬉しかったのを覚えている。ギリギリ直前だが、最後まで解答できるようになって達成感を感じていた。

 C 1次試験の数学は、添削の問題を解いている間も手応えはあった。実際の試験でも、添削をしていただいた問題が多く出て、とても手応えがあった。面接練習のおかげで、臨機応変に対応することもできた。最後までしっかりと答えることができた。

 

③後輩へのメッセージ

 A 受験は今までやってきたことの集大成だと思うので、全力で頑張ってください。日ごろの授業が大切だと思います。小論文に使う漢字や、地歴の授業で習った知識などは、そのときにしっかりと学習しておけば、あとから困ることが少なくなります。応援しています。

 B 努力をすればするほど、将来の自分の糧になると思います。どんなにつらい経験をしても、その経験が、自分自身をより成長させるきっかけにもなるので、あきらめずに頑張ってください。自分の進路が決まっていない人も、勉強はちゃんとやるべきだと思います。頑張ってください。

 C 受験勉強は今までに経験したことのないようなつらく苦しい日々だと思います。しかし、それを乗り越えることで、自分自身の夢であったり、将来像が見えてくると思います。どんなにつらかったり、苦しかったりしても楽な道を選ばず、自分自身に厳しくしながら受験勉強を行うことで、必ず合格できます。挑戦する心を持ってください。応援しています。

 

添削ノートの量!

プリントやファイルこんなにたくさん!

小論文添削のノートと原稿用紙!

 どれも勉強しすぎてボロボロです(^_^)

面接を指導してくださった担任

の千田先生と。厳しくも温かく

ご指導していただきました。

3人とも面接には自信があった

そうです。

数学の添削でお世話になった

町田先生と。マンツーマンで

徹底的に教えていただきまし

た。おかげで数学には自信が

つきました。

英語の添削をしていただいた

生田目先生と。どんどん難易

度が上がるので心が折れそう

になった時も。優しい励まし

で合格できました。

この他にもたくさんの先生方に関わって指導していただきました。ご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。

 

報道機関が取材に訪れました。

 

実際の新聞記事です!

1月21日付 福島民友新聞

1月25日付 福島民報新聞

 文理科の3年生はほとんどの生徒が第1志望に合格しました!日々の努力が実を結んだ結果だと思います。バトンを渡された後輩の皆さんは、ゴールを目指して全力で駆け抜けましょう!

第3回文理科集会

10月28日木曜日に第3回文理科集会を開催しました。

今回は1・2年生を対象に講演会を開きました。

 

講師はベネッセ東北支社の小林壮(たけし)さんです。

 

文理科の生徒たちは進研模試を受験していますが、その進研模試の成績をどのように活用すれば良いのかというお話を中心に、進路に関わるさまざまなお話をしていただきました。

 

当日の様子

2年生

1年生

 

生徒たちは真剣にメモを取りながら聞いていました。

 

各地の銘菓の商品名だけを並べて、どれをおすすめするかを生徒たちに選ばせたあと、お菓子の写真を見せて、「知らない物は自信を持って選べない。」「だから、自分が進学する学校について、よく知ることが大切です。

というお話が印象に残りました。

また、

生活リズムを整えると学力は上がる!というお話もありました。そのために

①起床時間②就寝時間③学習開始時間 を固定すると良いそうです。

受験生の皆さんも参考にしてみてはいかがでしょう(^_^)

 

生徒の感想より

私はまだ自分が行きたい大学が明確に決まっておらず、「なんとなく」の大学を「なんとなく」志望校にしていました。自分がもっと調べれば、もっと行きたい大学が見つかるかもしれないと思いました。(2年・女子生徒)

 

模試の結果を見るだけで苦痛だったから見ないようにしていたけど、それはとんでもなくダメなことだと知りました。ちゃんと模試の成績を見て、自分ができないところや苦手なところをちゃんと把握して勉強をしたいと思います。(1年・男子生徒)

 

みなさんが進路を選択する上で、良い機会になったと思います。学んだことを今日から実践してみましょう!

 

 

 

第2回文理科集会

9月9日(木曜日)に卒業生の松本真奈さんをお招きし、第2回文理科集会を行いました。

講演の演題は「チャンスの掴み方ー成長できる自分になるー」です。

 

松本さんは平成29年度に文理科を卒業され、現在は会津大学コンピュータ理工学部の4年生です。生体医用情報工学(情報技術を医療分野で応用する学問)を専攻されています。

松本さんはこちら

 

ご自分の体験をもとに、大学合格までの道のりや大学で学んでよかったことなどを、生徒たちにわかりやすい言葉で語ってくれました。

 

当日の様子はこちら

大学は挑戦する人が多いので、何かにチャレンジすることが当たり前にできるというお話が印象的でした。

松本さんは高校時代は人前で話すのが苦手で、面接を苦にしていたそうです(^_^)。しかし、当日の講演はそんなことはまったく感じられない話しぶりで、高校時代の担任の先生もその成長ぶりにビックリされていました。

 

生徒たちもとても心に残るお話だったようです。

 

生徒感想より

大学では挑戦の機会が豊富で、とても挑戦しやすい環境であると知って、驚きました。私は改めて文理科で本当に良かったと思いました。文理科の環境を利用しつつ、一つ一つのチャンスをつかみ、自分から挑戦したいです。

 

とてもすばらしい講演会でした。松本さん本当にありがとうございました。(^_^)

OB訪問(看護系進路座談会)

7月30日(金)にOBの鈴木翔大さんが本校を訪問して、文理科の生徒と座談会をしました。

 

鈴木さんは令和元年度に本校を卒業し、現在は白河厚生総合病院附属高等看護学院の2年生です。1・2年生に看護への進学希望者が多いので、今回お話を聞かせていただく機会を設けました。

 

講師の鈴木さんです

 

生徒は1年生と2年生が3名ずつ、3年生が1名の合計7名です。

密にならないように図書室を利用し、感染対策を十分に行って実施しました。

 

鈴木さんが高校時代に受験勉強に使っていたファイルや現在看護学校で使っているテキストなどをお持ちいただいて、具体的な勉強のお話をしていただきました。

 

生徒からも積極的にさまざまな質問がありました。

とても有意義な時間になったようです。鈴木さん本当にありがとうございました(^_^)

 

参加生徒の感想より

・これから学ぶことややらないといけない課題が自分にできました。説明がとてもくわしくわかりやすかったです。

・医療の仕事は技術以外でも人との関わりも大切だから、色々大変なこともあるのかなと思った。

・自分が思った10倍大変なんだなと思いました。

・人の命を救う立場として、責任と覚悟を十分に持ちたい。

・勉強量がとにかく多いのだと分かった。高校のうちから勉強しないと大変。

 

座談会に参加した皆さんは、「あの時、話を聞いて目覚めたんだよね。」と将来、後輩に語ることができるような先輩になってくださいね(^_^)

体験入学

7月21日(水)に中学生対象の体験入学が行われました。体育館で、全参加中学生に対するガイダンスが行われたあと、各科に分かれて説明会が開催されました。文理科の説明会の様子をお知らせします。

 

文理科長のあいさつ

日程の説明や文理科の成り立ち、実績などについて話しました。「卒業した3年生は20%が国公立大学短大に進学しました。おそらく県内で一番面倒を見る学校です。」という話もしました。

 

次に生徒たちが文理科の魅力について、動画やパワーポイントを使ってプレゼンテーションをしました。

プレゼンを行ったメンバーです。3年Mくん、Sさん、2年Aさん、Sくん、1年Oさん、Wくんの6名です。スライドも自分たちで作成しました!

 

プレゼンをする3年Sさん

同じくプレゼンをする2年Aさん

それぞれ文理科の魅力について6人が熱く語りました(^_^)

 

その後、2年1組の教室を見学してもらいました。

続いて、図書室も見学してもらいました。

見学終了後、アンケート記入をしてもらいました。

すべての日程が終わったあと、隣の3年1組教室で、文理科の先輩たちによる進学相談会を行いました。中学生がいろいろ相談や質問をしていたようです。

参加したみなさんと来年の入学式で会えるといいですね(^_^)

 

アンケートの感想から

・もともと修明高校への進学を希望していたけれど、今日たくさんのお話を聞いて、こんなに手厚く指導してくれるんだと思い、さらに進学したいという思いが強くなりました。

・わからないことがわかって良かった。少人数での授業だから質問もしやすそうで、いいなって思いました。

・高校についてわからなくて不安なことがたくさんありましたが、今日体験入学に参加し、自分で調べた情報以外の情報をたくさん知ることができ、進路への視野が広がりました。

・勉強しながら友人関係を築けて、とても楽しそうだった。文理科ですごい人がいると聞いて、すごいと思った。

 

校内球技大会(文武両道)

7月14日(水)と7月15日(木)の二日間にわたり、「輝く夢を共につかもう」をスローガンに、校内球技大会が開催されました。棚倉町の体育館やルネサンス棚倉の施設をお借りして、激闘が繰り広げられました。文理科の生徒たちも頑張りました(^_^)

 

競技の様子はこちら(3年1組のバレーボール)

 

3年生と2年生はクラスTシャツを作成して団結力を高めました!

3年1組

1年生も頑張りました!

 

全競技を終えて、何と2年1組が総合優勝を飾りました!日ごろ勉強ばかりしているといわれがちな文理科ですが、見事に文武両道を実践していることを証明しました!

 

文理科2年1組のみなさん!優勝おめでとう!

 

喜びの様子はこちら

文理科地域連携型職業探究学習

7月2日(金)に棚倉町内の事業所において、文理科地域連携型職業探究学習を実施しました。

 

地域連携型職業探究学習とは「総合的な探究の時間」の学習の一環で、生徒が進路希望に応じて棚倉町内の事業所を訪問し、地域についての理解を深める学習活動です。あわせて、将来はその学習を通じて、それぞれが住んでいる市町村を支えるリーダーとして活躍して欲しいという願いも込められています。

 

今年度ご協力いただいた事業所はこちら

医療・看護系   塙厚生病院(本校にて講義)

公務員系     棚倉町役場総務課

保育系      棚倉保育園

司書系      棚倉町立図書館

介護・福祉系   寿恵園

サービス・製造系 大椙食品

法学系      棚倉簡易裁判所

 

活動の様子です

棚倉保育園

棚倉町立図書館

寿恵園

大椙食品

棚倉簡易裁判所

 

ご協力いただいた各事業所の皆様、本当にありがとうございました。

 

生徒の感想です

・私も将来地元で働きたいと思ってるので、頑張っていきたいと改めて思った。(3年・男子)

・人と関わる上で、人それぞれに伝える難しさ、視野を広くして周りを見ることの大変さをお話を通じて知ることができました。(3年・女子)

・お話を聞き、医療従事者の方々が辛い思いをたくさんされているということを強く感じました。それと同時に命を守る責任ややりがいを感じられるということを学ばせていただきました。(2年・女子)

・司書の仕事が、本の管理だけではなく、イベントの決定や地域の子どもたちへの読み聞かせなど、思っていたよりも多くのことをしているんだなと思った。(2年・男子)

・今回、見学に行ってお話を聞いてみて、本当に大変な仕事なんだなと思いました。ですが、大変でも職人の技術というのは少し憧れる部分もありました。(1年・女子)

・「コミュニケーション能力を高め、自己主張をはっきりさせることが大事。」というお話を聞き、今までは勉強ができていれば大丈夫と思っていたので、大切なことが学習できて良かった。(1年・男子)

祝!白木里奈さん全国大会出場

6月5日に伊達市保原中央交流館で開催された「第68回全国高等学校ビジネス計算競技大会福島県予選」において、文理科3年1組の白木里奈さんは、珠算競技で5位に入賞し、7月に本県で開催される全国大会に出場することになりました。

 

 

白木さんは小学校4年生の時に、そろばん塾で珠算を始め、高校に入学してからは商業部に所属し、努力を重ねてきました。

 

白木さんより

「昨年は中止となった全国大会が、今回開催されるのでとても嬉しい。入賞できるよう全力で取り組みたい」

 

白木さんの全国大会での活躍を、文理科一同応援しております。

第1回文理科集会

4月23日に一年生の歓迎の意味を込めて、第1回文理科集会を実施しました。

 

詳しくは「お知らせ」の記事をご覧ください。

合格 やったぜ!国公立大学短大合格

 

今年度、国公立大学短大に4名が合格しました。

福島大学 共生理工学部

総合型選抜で合格。専門分野の研究をまとめたポスターとプレゼン、さらに総合問題。専門知識だけではなく、プレゼン力も問われる。完成までの道のりは決して平坦ではなかったが、気持ちを奮い立たせ最後まで全力で取り組み見事、合格を勝ち取った。

会津大学 コンピュータ理工学部

公募推薦で合格。受験科目は、数学・英語・小論文。1年次より3年間休むことなく全ての科目の課題に真剣に取り組んだ。3年次になってからは、数学・英語・小論文の個別指導に取り組んだ。3年からの個別指導だけではなく、1、2年次のベースがあったからこそ精度が上がり、入試レベルを超えることができたと言える。たゆまぬ努力が実を結んだ。

都留文科大学 文学部国文学科

公募推薦で合格。受験科目は国語。文系大学としてはハイレベルであり、超難関である。理系コースに属していたため、数学・英語の添削も続けながら国語を極めた。2年次に英検2級取得している。

米沢短期大学 国語国文学科

総合型選抜で合格。受験科目は面接。小論文の個別対策も行っていた。文系科目を得意としており、1年次より米沢短期大学への入学を強く希望し、信念を貫き通した。明確な目標に向かって3年間コツコツと努力した結果、見事、第一志望に合格。

☆ 一問一答 (A…福島大学、B…会津大学、C…都留文科大学、D…米沢短期大学)

 ①  一番つらかった時

   A プレゼン練習の時に、自信のなさを指摘されたことが辛かった。自分が何を伝えたいのかを明確にし、何度も練習

    した。先生方の熱いご指導のおかげで、自信をつけることができた。

   B 2年生の時に、授業で自分だけできない問題が出てくるようになり、自信喪失。会津大学をあきらめようと思うこ

    とがあった。努力し続けたことでできるようになり、自信を取り戻した。 

   C 小論文で具体例(体験談や専門知識)を盛り込むのに苦労した。誤字脱字がなかなか減らない・・・K先生に厳しく

    ご指導いただいたおかげで、現状に甘んじることなくやり抜くことができた。

   D 志願理由をまとめるのが辛かった。大学で研究したいことを言葉にするのに苦労した。面接は正解がないので難し

    い。

 ②  手ごたえを感じた時

   A 受験の本番中!自分の伝えたいことを全て伝えられたから。

   B 先生が作った予想問題や過去問で点数が取れた時。やってきた課題が積み重なって、ファイルが厚くなってきて、

    自信が持てた。

   C 最後の一週間。K先生に厳しいことを言われなくなった(笑)

   D 自信は半々だった。もっとPRできたら良かった。

 ③  後輩へのメッセージ

   A 目標が明確であれば、絶対達成できるので頑張ってほしい。

   B 今までやってきたことが形になれば、自信につながる。努力し続けてほしい。

   C 経験や広い知識を付けることが小論文に生きる。数学を解くことで、国語の勉強とバランスを保っていた。全て

    の科目に全力で取り組むことが大切。

   D 緊張するのは皆同じ。周りと比べることなく、自分にできることを精一杯頑張ってほしい。

 

 3年生で実施した添削プリント

 だけで25センチ

 

頑張った面接練習と小論文対策

 

 

学習合宿(一昨年春)にて。1日10時間以上勉強し、元号が令和に変わったことも気づかない程だった。が、これは序の口だったことに気付く…

本番前日のプレゼン練習にて

「棚倉断層の新露頭の発見に

向けた野外調査」

  国語の個別指導でお世話に

  なったうわさのK野先生と。

担任の紺野先生、

どんな時も励まして下さり

ありがとうございました。 

 文理科3年生全員が第一志望に合格しました。強い信念と覚悟を持って頑張った結果です。素晴らしいですね。後輩たちは3年生の背中を追い、進路実現へ向けて全力疾走中!

お祝い 毎日新聞社主催「第48回毎日農業記録賞 高校生部門 優秀賞」「東京農業大学賞」受賞 及び 福島県県南地方振興局「しらかわものづくり キャッチコピー」採用

 毎日新聞社主催「第48回毎日農業記録賞」の 高校生部門 優秀賞・東京農業大学賞 受賞

 文理科2年1組の武藤 圭汰 君が、毎日新聞社主催「第48回毎日農業記録賞」の 高校生部門 優秀賞と東京農業大学賞を受賞しました。本来であれば毎日新聞社主催の表彰式が東京で行われる予定でしたが、新型コロナ感染拡大防止のため12月17日(木)に本校2年1組教室で、毎日新聞社福島支局長 西川 拓 様、JA東西しらかわ農業協同組合営農部畜産センタ―長 大越 忠道 様、武藤圭汰君の祖父母 様をご来賓としてお招きして表彰式を行いました。校長先生、2年1組担任千田先生はじめ、クラス全員が一丸となって祝福しました。厳粛な中にも、あたたかさが感じられる表彰式でした。

 表彰式の記事のリンクはhttps://mainichi.jp/articles/20201218/ddl/k07/040/122000c

 また、毎日新聞社の毎日農業記録賞のリンクはこちらです。(まだ今年度の作品は載っていませんでしたが)

   https://www.mainichi.co.jp/event/aw/mainou/

 【お祝いの言葉】 

毎日新聞社福島支局長 

西川 拓 様

 農業に関する作文、全国1383点応募の中から、優秀賞10点に選ばれた快挙である。家業や農業に対する熱い思いと将来の夢について具体的に記されていた。高校生らしく等身大の表現に心打たれた。

修明高校 

郷 清隆 校長

 家族、担任、クラスメイト、そして地域探究でお世話になった大越さんとの縁があったからこそ成し得たものである。今回、農業の分野で武藤君が快挙を成し遂げたが、皆さんもあらゆる場面で自分を磨いてほしい。

JA東西しらかわ農業協同組合

 営農部畜産センタ―長

大越 忠道 様

 「毎日農業記録賞」のとおり、農業は毎日の記録がないと語れない。祖父母から脈々と受け継がれた武藤家の歴史を受け継ぎ、農業発展のために頑張ってほしい。

 
     

【武藤君のお礼のことば】 

 本日は、私のためにこのような会を開いていただきありがとうございます。今回の作文を通して、ここにいらっしゃるたくさんの方々の縁に支えられているということに改めて気付かされ、感謝の気持ちでいっぱいです。じいちゃん、ばあちゃんが営んできた家業とその大切な思いをしっかりと受け継ぎ、将来は地元鮫川村のために貢献したいと思います。

【担任の千田先生より】

 

 武藤君、おめでとう!そしてご来賓の皆様、ありがとうございます。武藤君の成果を友人としてクラス全員で祝福したい、そんな思いで企画しました。

表彰式の後で

 

 福島県県南振興局 しらかわものづくり キャッチコピー 採用 

 文理科1年1組の荒井 結花 さんの作品が福島県県南振興局で募集した「しらかわものづくり」のキャッチコピーに採用されました。県南地域の中学生・高校生が応募した330件の中から荒井さんの

「あなたの『すき』をつくっているかも! -しらかわものづくりー」 

が採用されました。今後ポスターなどで見る機会があるかもしれませんね。

 

 

 様々なものをつくっていることを知って、様々な人の『すき』をつくっているのではないかと思いました。

会議・研修 進路講演会

 来たる10月8日(木)6校時目、第3回文理科集会が実施されました。今回は、東進衛星予備校講師 久保 龍生氏 よりご講演いただきました。進路実現に向けて効果的な学習方法をはじめ、大学入試や受験生の状況等を聞き、今後の目標設定や進路活動の参考となりました。この講演は、令和2年度人材育成事業(同窓会主催)の一環として、1、2年生を対象に行われました。

 みなさんは、メモを取りながら真剣に耳を傾けていましたね。講演後は、やる気に満ち溢れた表情になっており、大変嬉しく感じました。

【講演内容】

 1.大学受験の基礎知識

  ・高校入試と大学入試との違い ・大学入試の種類と日程

 2.大学受験の先を見る

  ・大学入試のメリット

 3.共通テストに向けて

  ・入試変更のポイント 具体例)英語

 4.学力向上のカギ

  ・基礎基本の徹底 ・大学受験へのシナリオ ・学力の伸びは”べき乗法則”

  ・「学力の差」は「時間の差」、「時間の差」は「覚悟の差」

 5.まとめ

  ・大学受験について正しく理解する ・大学受験は通過点 ・前倒しが全てのカギ

講 師

東進衛星予備校

東進事業部事業部長

久保 龍生 氏

講 師 (補佐)

東進衛星予備校

東進新白河校 責任者 

尾崎 光輝 氏

(写真左)

   

 

【質疑応答】活発な発言がありました。

 Q.模試の効果的な学習方法は?

 A.模試は結果よりも、まずは自分の立ち位置を知ることが重要。

   模試の振り返りが大切。弱点を克服することに重点を置くとよい。

 Q.部活動をやっているが、勉強時間の確保をどのように工夫すればよいか。

 A.学習と部活動の両立は難しいが、小さな時間を細かくつないで、集中して勉強するとよい。

   時間の使い方を工夫することが大切。

 Q.検定試験は大学入試に有利か。

 A.大学によって、資格取得を出願条件としているところもある。

   そうでない場合も、資格取得のために勉強したことは、無駄ではない。入試に必ず生きる。

  

 

【感想と今後について】

 正直、大学入試に向けた学習は3年生になってからでも間に合うと思っていたが、グラフを見ると、後半で成績は伸びると知った。少しでも勉強を始めるのが遅れると、合格ラインに届かない場合もあるので今からでも少しずつ進めていく。
 50分間とても有意義な時間を過ごすことができました。私は高校受験に失敗している経験もあり、少なからずコンプレックスを抱いていた部分もあったのですが、話を聞いて、結局はそこからの努力が大切なのだと再確認することができました。今からすきまの時間をたくさん活用して、第1志望の大学に合格できるようにがんばりたいです。本日はありがとうございました。
 大学共通テストに向けて、受験までのスケジュールを把握すること、今やっている勉強を一生懸命やることが大切であるということがよくわかりました。今まで、模試の結果でとても不安になったり、嫌になったこともよくありましたが、今はその結果は関係なくどの単元ができていないのかを確認し、復習していきたいと思います。どの高校だから良いのではなく一人一人の努力で自分の将来につなげていく事ができることが分かったので、今からさらに頑張っていこうと思いました。

 

最後に、

 寒くなってくると、年末に近づいてきたなと感じます。年が明けると早いもので3学期。

3学期は、新学年の0学期とも言われる大事な時期となります。

 この0学期に進路に向かって方向転換し、スタートダッシュできるかということが、

進路実現のために重要であるといっても過言ではありません。

自分自身がどれだけ頑張ったか、が重要。

人と比べることなく、今やるべきことに全力で取り組もう。

会議・研修 SDGsについて考えよう

 9月15日(火)6校時目に実施された第2回文理科集会「SDGsについて考えよう」について紹介したいと思います。今回は、中学生対象の「学校見学会」の日程とも重なり、中学生も交えて活動しました。文理科1年生から3年生と中学生の混合で5班編成し、チーム対抗で実施しました。 

持続可能な開発目標(SDGs)とは

 開発アジェンダの節目の年、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(英語 ・日本語(外務省仮訳) )が採択されました。

 出典:国際連合広報センターホームページ

アクティビティ1 宝さがし ~目標カードを17枚さがせ!~

 SDGsは、2030年までに達成目標としている項目が17項目あります。その17のカードを校内中から探し出すアクティビティです。場所は、教室だけでなく、職員玄関のメダカの近くや野球部バスの周辺にいたるまで、広い敷地内から探し出さなければなりません。各班で一人一人の役割を決め、いかに効率よく回収してくるかがカギとなりました。そして、17枚そろった班から順位をつけました。

 みんな 全力疾走

 

アクティビティ2 ~具体的な活動を連想~

 SDGsの具体的な取り組みが書いてあるカードと17の目標の組み合わせを考えて、ポスターに貼り付けました。当てはまる組み合わせはどれか考えながら、班で協力することがカギ。もちろん時間制限あり!競争です!!

 〔組み合わせの例〕

  ⑤「ジェンダー平等を実現しよう」 ⇔ 「看護婦」ではなく「看護師」を使う

  ⑫「つくる責任 つかう責任」 ⇔ 買った食材は使い切る

  ⑭「海の豊かさを守ろう」 ⇔ レジ袋やプラスチック製品を使わない       など

 

アクティビティ3 ~自分たちが取り組めることを設定~

 目標設定は、「環境」「平和」「公平」「健康」「教育」「福祉」「産業」等、広い分野で3つ設定します。今すぐにでも取り組めるような内容を、班員全員で考え記入しました。

完成品はこちらです!

 ☆今からできる活動 ~班員みんなで考えました~

  〇ボランティア活動に参加する(1班)

  〇節水をする(2班)

  〇差別用語を使わない(3班)

  〇エレベーターではなく階段を使う(4班)

  〇難病にかかった人へ募金する(5班)    など

 

〔振り返りシートより〕

〇SDGsは、環境だけではなく、福祉など幅広い分野まで考えられているのだとわかりました。私も今からできることを考えて行動したいです。(1年)

〇僕はこの集会を行う前は、SDGsについて全く知りませんでした。今回の集会を経て、SDGsに対する取り組みを少しでも達成できるよう、心掛けて行きたいです。(2年)

〇みんなと協力して学ぶことができておもしろかった。これからは少しでも自分たちができることを行い、持続可能な社会を目指し、全世界の人々が幸せになる世界になるように願っています。(3年)

 

最後に

 SDGsについてまずは「考えてみる」ということが大切なのだと思います。10年後の2030年には、みんなは日本、いや世界を支える立場となっています。今回の活動がみんなの意識を高め、今後の一人一人の行動につながっていくことを願っています。

より豊かな世界になるように…

会議・研修 地域連携型職業探究

 文理科として初の試みである「地域連携型職業探究」を7月9日(木)4校時~7校時の総合的な探究の時間に実施しました。

 棚倉町をはじめとする東白川郡内の職業の現状を把握し、町ならではの取り組みや問題点等を各施設・事業者の担当者の方よりご講話いただきました。進路希望別10分野のグループに分かれて各施設・事業社へ訪問し(または担当の方に来校していただき)、専門的な内容はもちろん、講師の方の熱意や地元のつながりを感じ貴重な経験となりました。協力してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

各分野の様子や生徒の感想について紹介します。

 

◎法学系(石川隆之司法書士事務所)

 

 石川さんは、仕事にもやりがいを感じているとおっしゃっていました。自分も人のために尽くせる人になりたいと思いました。将来法律を人のために使える人になって多くの人の助けになれるようにしたいと思います。(法学系志望2年)

 今回の講義を受けて、法律は空気のような存在だが、いざという時にはたくさんの物事を規制や促進する機能をもっていると改めて感じた。(大学進学希望1年)

 

◎医療・看護系(塙厚生病院)

 

文理科一人一人の感謝の気持ちを込めて医療従事者の皆さんにメッセージ(写真右)を送りました。

 今回話を聞いて専門看護師の資格を取ってよりレベルの高い看護師になりたいと強く思いました。友達や自分を大切にし、相手の気持ちがわかる人になるように頑張ります。命と向き合う仕事なので、つらい時や大変な時があると思いますが、それに負けない強い心と思いやりのある看護師になりたいです。(看護師希望3年)

将来について悩んでいるところでしたが、今回貴重な話を聞くことができ、改めて「看護の道」へ進もうと思うことができました。「看護師としての誇り、命と向き合う仕事の使命」という言葉が心に響きました。地元に戻って、ぜひ職場でお会いしたいと思います。

(看護師希望2年)

 

◎保育系(棚倉幼稚園)

 

 子供と接することは大人と話すより難しいことだと思う。子供の立場になって考えることをしなければならないので先生方はすごいと思った。先生方は子供たちの成長を見るのがとても嬉しいとおっしゃっていたので、親のような気持ちで子供たちを教えているのだと思った。(短大進学希望3年)

 大変なことよりも、子供たちができなかったことができるようになる喜びや感動、そしてその子に合った保育を見つけられたときの達成感の方が大きいという話を聞いて、私も夢に少しでも近づけるように頑張りたいと思いました。(保育士希望1年)

 

◎情報系(データアシスト)

 

 5Gによって自分たちの世界とよりつながったインターネット上の世界で新しい社会を築いていくそうだ。医療や車などそれぞれの職業で、数学やプログラミング他、業務知識が必要である。Society5.0(狩猟→農耕→工業→情報→ に続く第5番目の未来)における棚倉町の取り組みについて知ることができた。(情報系大学進学希望3年)

 今、情報社会はどのような状況なのか、今後地元にどのような形で貢献できるのか、とても考えさせられる時間でした。(情報系専門学校希望2年)

 

◎農学系(JA東西しらかわ)

 JAの方々は、利益のためではなく地域の人々のことを一番に考えて仕事をしていることに感動しました。これから受験を迎え大変な時期になりますが、その壁を乗り越えてその先に待っている農業への道を突き進むために今できることを精一杯頑張りたいと思います。(農学系希望2年)

 

サービス・製造(甘盛堂)

 

 お菓子は、ただ作るだけではなく、衛生面にも気を遣い、毎度同じ味を作ることがどれだけ大変なのかわかりました。人とのつながりの大切さ、仕事のやりがいについても学ぶことができました。ここからが自分のスタート地点だと思っているので、悔いの残らないように積極的に頑張りたいと思います。(就職希望3年)

 

◎司書(棚倉町図書館)

 

 いかに利用者や地域の小中高校生に本を楽しんでもらえるだろうと考えることも司書に必要なことだと感じました。(司書希望1年)

 「他人の人生を経験できる上、その経験が自分の進路にも影響するほど、本は興味深い」という言葉が印象的だった。(大学進学希望3年)

 

◎自衛隊

 

 自衛隊の様子などを実際に写真で拝見しながら仕事内容を詳しくお聞きし、自衛官になりたいという気持ちが高まりました。実際に現場の声を聞くことが初めてだったので、勉強になりました。(自衛隊希望2年)

 

◎警察官(棚倉警察署)

 

 災害が起きた時の対応として質問したところ、関係機関と連携し、起きる前に備え訓練していると聞いた。県警の組織図や各部署の仕事内容などを聞いて、県警の中にも多くの部署があり町と連携して対応されているからこそ、私たちが平穏に生活できるのだと思った。(大学進学希望3年)

 

◎介護・福祉系(社会福祉協議会) 

 

 利用者の方々と関わっていく上で、誠実に接することや相手のことをよく知ることが大切だということを学びました。また、利用者の方が笑顔になってくれること、「ありがとう」と感謝されることにやりがいを感じていると聞いて、福祉の仕事に興味を持ちました。(福祉系希望2年)

 

★「地域連携型職業探究」を終えて・・・

 講師の方々のオーラが本当に凄いと思いました。仕事に対する情熱や誇り、地元愛が感じられ、生徒の皆さんは講話に聴き入っていましたね。一言も聞きもらすまいと、真剣にメモを取る姿、立派でした。今回の講話を通して、みんなは地元の方々に支えられ、応援していただいているのだと改めて感じました。

 今回出会った講師の方々のように、将来地域で活躍できることを目標に、今できることを精一杯頑張ろう。

 数年後はみんなが

 「私たちは、地域を支える人材になる!」

ことを目標に頑張ってください。

重要 第1回文理科集会

 6月2日(火)に行われた「第1回文理科集会」について、紹介したいと思います。

 「第1回文理科集会」は、『Welcome 1年生』をテーマに(新型コロナ感染防止対策のため)規模を縮小して行われました。

〇 文理科長の挨拶

  文理科とは、勉強するところである。

 苦しいと感じることも少なからずあるが、自分の限界を超えて、

 努力し続けてほしい。

 頑張ろう!

 

 

〇 代表生徒による歓迎の言葉

  ようこそ1年生!いよいよ朝自習や7校時が始まり、気持ちが重くなること

 があるかもしれません。しかし同じ環境で学校生活を送る私たちがいます。

 決して気持ちを切らさず、一緒に頑張りましょう!

 

 

〇 アクティビティ1『文字並べ』

  ひとことも話さずに文字を並べて ことわざを作る。

  各グループとも、3年生のリーダーシップが光り、チームプレーであっという間に完成!

  1年生の緊張もほぐれてきました。

  

〇 アクティビティ2『手型アート』

  文理科のテーマである『限界突破』の文字を各班ひと文字ずつ書でかく。その後、班員全員手形を押し、

 名前を書いて完成!

  

  

  完成したものはこちらです!!

【 生徒たちの感想 】

・文理科は大変だが、早く慣れて自分の殻を破れるように頑張りたい。(1年A)

・先輩がリードしてくれたおかげで、楽しい集会となった。(1年A)

・3年間、文理科で頑張ろうと改めて思った。(1年S)

・3学年全員で協力できたのでよかった。(2年S)

・最初は緊張したが、だんだんほぐれていってとても楽しかった。(2年M)

・後輩にとって、少しでも頼りになれる存在でいられたら嬉しい。(3年K)

・皆で協力し合ってできた”限界突破”が、これからの文理科全員の目標にピッタリだと思いました。目標達成のため努力したいです。(3年K)