記事

食品科学科だより

「旨味の理解と比較実験」(実験乳加工班)

「旨味の理解と比較実験」(2年生:5月)を行いました。

実習前半は、いつもの通りプリントで味覚や味の相互作用、旨味の種類について座学(知識として学習)。

実習後半は、いよいよ実践です(体験として学習)。

【内 容】

①前日のうちに、A~Eの5つのボトルを準備する。

A B C D E
昆布1%だし汁 昆布2%だし汁 昆布3%だし汁 昆布4%だし汁 昆布4%だし汁+干し椎茸

②①をランダムに各自試飲して、自分の味覚だけを頼りに5つを当てる。

色で分かるので、全員目を閉じ試飲

思った以上にムズかしい

左からA~E(見た目で違う)

 

 

 

 

 

 

→5つすべて当てられた生徒は36名中3名だけでした。

(生徒の声:昆布の旨味について、自分の舌を使って学ぶことができた。

      色を見ればわかるが、味だけだと全然わからなかった。難しいけどもう一回やりたい。

このあと、お湯+塩1%昆布だし+塩1%昆布だし+かつおだし+塩1%の3種類を飲み比べ、

『味の相乗作用(旨味が重なると、味が濃くおいしく感じる)』についても実施しました。

旨味を中心に、味覚について学びました。