食品科学科

 

 食品科学科では、食品の製造や貯蔵方法、衛生面などについて学習しています。授業は座学(知識として学ぶ)と実習(体験として学ぶ)があります。実習は、農畜産加工班・製菓製パン班・実験乳加工班の3班があり、1~2年生は3班をローテーション、3年生は専攻する1班を選び実習します。

 ここでは、日々の活動の様子を中心にお伝えしていきます。

サンピスの製造パン生地の分割卵の熱凝固の実験

 

 

 

 

 

 

イチゴジャムの製造クリームパンの製造フライ乾燥の実験

食品科学科だより

ヨーグルトの製造(販売)

2020年12月1日 08時21分

「ヨーグルトの製造(販売)」(2年生:11月)を行いました。

実習前半は、いつもの通りプリントで乳酸菌の特徴や乳製品の種類について座学(知識として学習)。

後半は、いよいよ実践です(体験として学習)。

【内 容】

①スキムミルク・コンデンスミルクを水に溶かす。 お湯にゼラチンを溶かす。

②①の脱脂乳をゆっくり加温する。40℃で上白糖、50℃でゼラチンを加える。

③65℃になってから30分間殺菌する。その後、殺菌したら40℃まで冷却する。

④ろ過しながら、タンクに入れる。その後、レモンエッセンスとスターターを添加する。

⑤容器に100mℓずつ充てんし、40℃/12時間 発酵させる。

⑥底面から異物をチャックし、冷蔵庫で冷やす。

⑦2個ずつ包装し、完成。2個入り一袋100円で販売。

 ①材料を混合する⓶だまにならないよう混ぜながら加温③温度管理をしっかりと

 

 

 

 

 

⑤ひとカップずつ丁寧に充てん⑤乾熱滅菌機を利用し発酵⑦包装し完成

 

 

 

 

 

 

※発酵に一晩かかるので、翌日に完成。昼休みに生徒が校内で販売しました。

【生徒の声】

・1年生の時も製造したので、スムーズに製造できた。

・衛生面はもちろん、発酵食品は温度管理が大切だと分かった。

・販売では、あっという間に完売して楽しかった。

 

~12月からは1年生がヨーグルトを製造販売します~