「燻煙の理解と比較実験」(実験乳加工班)
2020年7月7日 14時15分「燻煙の理解と比較実験」(2年生:6月)を行いました。
実習前半は、いつもの通りプリントで食品の貯蔵方法、燻煙の種類・効果について座学(知識として学習)。
実習後半は、いよいよ実践です(体験として学習)。
【内 容】
~前日~
①ゆで卵をつくる(黄身が中心に来るようにかき混ぜながら)。
②殻をむき袋にめんつゆとともに入れる。→冷蔵庫で半日漬け込む。
~当日~
③ゆで卵を取り出し、ペーパーで丁寧に拭き乾燥させる。
④スモーカーにチップを置き(燻煙量の比較のため、チップ20gとチップ40gのスモーカーを準備)、
ゆで卵を入れ、蓋をかるくする。
→中火にかけ、蓋のフチから煙が出たらチップが焦げ始めたサイン。
弱火にして6分間。その後、火を止める。
⑤スモーカー内の煙が落ち着くまで蓋は開けず5〜10分程度待って、完成。
→同じ条件でチップ20gとチップ40gの2つのスモーカーで実施しましたが、
あまり差はなかった。(チップ40gの方がやや香りが強いかな?)
(生徒の声:初めて燻製品をつくったが、いい香りでおいしかった。
香りが強く大変だが、サクラ以外のチップも試したい。)
今回は、燻煙の簡単な実験だったが、冬になれば農畜産加工班で本格的にハムやベーコンを製造します。