デンプンの理解と比較実験
2020年9月4日 09時58分「デンプンの理解と比較実験」(2年生:8月)を行いました。
実習前半は、いつもの通りプリントで穀粉の種類やデンプンの特性について座学(知識として学習)。
実習後半は、いよいよ実践です(体験として学習)。
※比較のため、タピオカ粉・コーンスターチ・片栗粉の3種類の粉で実習しました。
【内 容】
①袋に粉類とココアパウダーを入れ、よく混ぜる。
②鍋に水と黒砂糖を入れ、加熱しながらよく混ぜる。
→その後、火を止めて①を加えてよく混ぜる。
③鍋から②を取り出し、色が均等になるまでよくこねる。
→その後、5mm程の球に整える。
④鍋にお湯を沸かし、③のタピオカパールを中火で20分間茹でる。
→その後、火からおろし蓋をして、20分間蒸らす。
⑤④をザルにあげ、流水で軽く洗い、水気を切る。
⑥別の鍋に、⑤のタピオカと水と黒砂糖を入れ、弱火で2分加熱して完成。
→同じ分量で3種類つくりましたが、
片栗粉はうまくまとまらなかったり、コーンスターチはボソボソと丸くならなかったりしました。
食感もそれぞれ違って、一番モチモチしたのは、やっぱり「タピオカ粉」でした。
(生徒の声:いろいろな穀粉かあって、特徴が違うことがわかった。
初めてタピオカをつくったが、思った以上に大変な工程だった。
片栗粉で粒状にするのはかなり難しかったし、食味も違った。
モチモチしていて普段食べるタピオカそのものだった。)
今回は、生徒から「タピオカをつくりたい!」とリクエストがあったので、実習で取り上げました。
今後も、生徒の声を聴きながら実習していきます。