情報ビジネス科

1年次は簿記や情報処理などの科目を共通履修し、2年次から以下の2コースに分かれて学習します。両コースとも、将来地域活性化のリーダーとなる人材の育成を目指しています。

1 エリアマネジメントコース

 商品開発や「修明笑店」での販売実習を中心に実践的・体験的学習を行い、地域創生のための人材を育みます。また、販売士検定、秘書検定など流通関係の資格取得を目指します。

2 情報マネジメントコース

 「情報処理」「会計」をより専門的に学習し、ITパスポート・情報処理技術者試験・日商簿記2級などの取得に向けての学習を行います。

  

           

 

※ 修明笑店とは

修明高等学校商業科の販売実習を行う際の店名です。

本校の前身の東白川農商高等学校時代から、棚倉町の空き店舗を活用した販売実習を行っていました。今では、本校農業科の農産物・加工品、他の高校で開発した商品の他に修明高校商業科の生徒が開発した商品の販売も行っています。店名の「修明笑店(しゅうめいしょうてん)」)は、平成26年から少しでも「地元に笑顔を」という願いから当時の生徒が命名し、販売実習は、年3回程度実施しています。また、地域のイベントにも参加させてもらっています。生徒が主体になって仕入・販売活動を行い、その商品を購入していただき、多くの人たちの交流の場になれば幸いです。

情報ビジネス科だより

商業科課題研究発表会を開催しました。

2020年12月14日 16時25分

 12月14日(月)、商業科の課題研究発表会が開かれました。昨年までは、商業科内のみの発表でしたが、今回は、初めて外部へ公開の形で実施しました。昨年度より、修明高校と棚倉町の地域連携がスタートし、湯座一平棚倉町長や棚倉町の地域創生課の方と3回にわたり、地域の課題や地域活性化のアイデアなどの話し合いを経て、今年2月に「今後どのようにすれば、地域が元気になるか」の会議を予定していました。しかし、コロナウイルス感染症の影響で中止になり、それに代わるものして3年生が「課題研究」の授業の中で取り組んだ調査研究・作品製作、高度資格へのチャレンジの取組みを見てもらう形で進めてきました。今回は、作品製作や調査研究のテーマに「地域」をテーマに選ぶ者が多く、これも棚倉町との地域連携の結果かと思います。 

 外部審査員として湯座一平棚倉町長、松本市郎棚倉町教育長、棚倉町荒川文雄指導主事、鈴木雅人棚倉小学校長、棚倉町地域創生課の皆さま、「お菓子のさかい」代表の酒井秀樹様、JA東西しらかわ「みりょく満点物語」店長我妻恵美子様を招き、生徒たちの発表を評価していただきました。外部への公開は初めてのことで、生徒たちは大分緊張していましたが、しっかりと研究成果や活動内容を発表していました。最後に湯座一平棚倉町長より講評をいただきました。

(発表内容) 

Ⅰ 資格取得部門

 ① 日商簿記検定コース ② 日商販売士検定コース

Ⅱ 調査研究・作品制作部門

   ① AIについて学ぼう!!~これからの社会で必要な資格はなにか~

   ② 3Dプリンターで作れる形状・作品

   ③ 硬貨を分ける貯金箱

   ④ 神社を通して知る歴史

   ⑤ 棚倉町の公衆トイレについての考察

   ⑥ 中古PCを活用したオリジナルノートPCの製作

   ⑦ 高校生による町おこし

(課題研究発表会の様子)