文理科

 

 生徒1人ひとりの進路実現を目指します。目標を達成するため、進路希望別授業や習熟度別授業を行い、個に応じた効果的な指導を行います。

文理科だより

進路講演会

2020年10月23日 14時28分

 来たる10月8日(木)6校時目、第3回文理科集会が実施されました。今回は、東進衛星予備校講師 久保 龍生氏 よりご講演いただきました。進路実現に向けて効果的な学習方法をはじめ、大学入試や受験生の状況等を聞き、今後の目標設定や進路活動の参考となりました。この講演は、令和2年度人材育成事業(同窓会主催)の一環として、1、2年生を対象に行われました。

 みなさんは、メモを取りながら真剣に耳を傾けていましたね。講演後は、やる気に満ち溢れた表情になっており、大変嬉しく感じました。

【講演内容】

 1.大学受験の基礎知識

  ・高校入試と大学入試との違い ・大学入試の種類と日程

 2.大学受験の先を見る

  ・大学入試のメリット

 3.共通テストに向けて

  ・入試変更のポイント 具体例)英語

 4.学力向上のカギ

  ・基礎基本の徹底 ・大学受験へのシナリオ ・学力の伸びは”べき乗法則”

  ・「学力の差」は「時間の差」、「時間の差」は「覚悟の差」

 5.まとめ

  ・大学受験について正しく理解する ・大学受験は通過点 ・前倒しが全てのカギ

講 師

東進衛星予備校

東進事業部事業部長

久保 龍生 氏

講 師 (補佐)

東進衛星予備校

東進新白河校 責任者 

尾崎 光輝 氏

(写真左)

   

 

【質疑応答】活発な発言がありました。

 Q.模試の効果的な学習方法は?

 A.模試は結果よりも、まずは自分の立ち位置を知ることが重要。

   模試の振り返りが大切。弱点を克服することに重点を置くとよい。

 Q.部活動をやっているが、勉強時間の確保をどのように工夫すればよいか。

 A.学習と部活動の両立は難しいが、小さな時間を細かくつないで、集中して勉強するとよい。

   時間の使い方を工夫することが大切。

 Q.検定試験は大学入試に有利か。

 A.大学によって、資格取得を出願条件としているところもある。

   そうでない場合も、資格取得のために勉強したことは、無駄ではない。入試に必ず生きる。

  

 

【感想と今後について】

 正直、大学入試に向けた学習は3年生になってからでも間に合うと思っていたが、グラフを見ると、後半で成績は伸びると知った。少しでも勉強を始めるのが遅れると、合格ラインに届かない場合もあるので今からでも少しずつ進めていく。
 50分間とても有意義な時間を過ごすことができました。私は高校受験に失敗している経験もあり、少なからずコンプレックスを抱いていた部分もあったのですが、話を聞いて、結局はそこからの努力が大切なのだと再確認することができました。今からすきまの時間をたくさん活用して、第1志望の大学に合格できるようにがんばりたいです。本日はありがとうございました。
 大学共通テストに向けて、受験までのスケジュールを把握すること、今やっている勉強を一生懸命やることが大切であるということがよくわかりました。今まで、模試の結果でとても不安になったり、嫌になったこともよくありましたが、今はその結果は関係なくどの単元ができていないのかを確認し、復習していきたいと思います。どの高校だから良いのではなく一人一人の努力で自分の将来につなげていく事ができることが分かったので、今からさらに頑張っていこうと思いました。

 

最後に、

 寒くなってくると、年末に近づいてきたなと感じます。年が明けると早いもので3学期。

3学期は、新学年の0学期とも言われる大事な時期となります。

 この0学期に進路に向かって方向転換し、スタートダッシュできるかということが、

進路実現のために重要であるといっても過言ではありません。

自分自身がどれだけ頑張ったか、が重要。

人と比べることなく、今やるべきことに全力で取り組もう。