情報ビジネス科

1年次は簿記や情報処理などの科目を共通履修し、2年次から以下の2コースに分かれて学習します。両コースとも、将来地域活性化のリーダーとなる人材の育成を目指しています。

1 エリアマネジメントコース

 商品開発や「修明笑店」での販売実習を中心に実践的・体験的学習を行い、地域創生のための人材を育みます。また、販売士検定、秘書検定など流通関係の資格取得を目指します。

2 情報マネジメントコース

 「情報処理」「会計」をより専門的に学習し、ITパスポート・情報処理技術者試験・日商簿記2級などの取得に向けての学習を行います。

  

           

 

※ 修明笑店とは

修明高等学校商業科の販売実習を行う際の店名です。

本校の前身の東白川農商高等学校時代から、棚倉町の空き店舗を活用した販売実習を行っていました。今では、本校農業科の農産物・加工品、他の高校で開発した商品の他に修明高校商業科の生徒が開発した商品の販売も行っています。店名の「修明笑店(しゅうめいしょうてん)」)は、平成26年から少しでも「地元に笑顔を」という願いから当時の生徒が命名し、販売実習は、年3回程度実施しています。また、地域のイベントにも参加させてもらっています。生徒が主体になって仕入・販売活動を行い、その商品を購入していただき、多くの人たちの交流の場になれば幸いです。

情報ビジネス科だより

3月の「修明笑店」について

2022年3月18日 10時22分

 毎年3年生が卒業後、2年生が来年度の販売実習を行う予行として3月に校内で「修明笑店」を開催していました。今年度も昨年に続き、コロナウイルス感染症の影響で、一般販売は行わず校内で生徒のみの販売会を3月17日(木)に実施する予定でしたが、今回の地震のため中止になったので、翌日放課後に、修明笑店スタッフ全員で校内の移動販売を行いました。

 また、例年販売実習「修明笑店」での益金を生徒が協議し、地域活性化などの目的で寄付活動を行ってきました(昨年度は棚倉町内の幼稚園に絵本を寄贈)。今回は、避難や戦火で不自由な生活を余儀なくされているウクライナの子どもたちに役立ててもらおうと生徒たちが話し合い、日本ユニセフ協会の「ウクライナ緊急募金」へ益金の一部を寄付することになりました。その旨の趣旨書を販売時に示したところ、多くの生徒が賛同してくれました。「早くウクライナの子どもたちが、落ち着いた日常の生活を取り戻して欲しい」と話していました。6月には、新3年生17名が棚倉町内で「修明笑店」を開催する予定です。(「修明笑店」新店長  木之内稜仁(鮫川中出身))

 

 

(販売益金をウクライナ緊急募金へ寄付する旨の趣旨書)

(開店前の商品の陳列)

 

(販売実習の様子)

(修明笑店スタッフが商品の説明をしている様子)

(会計の様子)