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「種倉茶屋」本日開店しました。

 本校情報ビジネス科3年エリアマネジメントコース13名の生徒が、販売実習の一環として本日7月6日(水)棚倉城跡の「阿部正備茶室」をお借りし「種倉茶屋」を開店しました。今回は、「修明笑店」での販売経験を生かし、本校開発商品のPR活動と地域の史跡を地域の方に知ってもらう目的で行いました。 茶室では生徒が点てた抹茶を、隣接する倉では生徒が入れたコーヒーを提供しました。

※「阿部正備(まさかた)茶室」は、寄棟造り木羽葺きの建造物です。平面は桁行一間半(2.96m)、梁間一間半(3.03m)、総面積約8.97m2の四畳半(京間)の一隅に水屋を配した四畳席の茶室で、周囲には壁羽目の板壁を採用している類例のない遺構です。明治時代に編纂された『東白川郡沿革私考』の記述によれば、この茶室は阿部養浩(阿部家十三代の阿部能登守正備、隠居して養浩と称す。慶応2年(1866)に阿部家が棚倉町に転封した際は藩主の阿部正静に従い棚倉に転居する。)の所有であったものを、明治維新後に当時の棚倉町古町の商家が譲り受け、自宅の屋敷に離れとして移築したもので、棚倉藩主ゆかりの建造物として大変貴重な文化財となっています。『東白川郡沿革私考』に記載されている平面図と合致することから、少なくとも移築時においては、規模と間取りは変更されていないことが判明しています。(町指定有形文化財)棚倉町HPより

(茶室では生徒が点てた抹茶を提供)

(茶室隣の倉では生徒が入れたコーヒーを提供)

(コーヒーとお菓子で寛いでもらいました)

(茶室全景)

(入り口付近で本校開発商品の販売も行いました)

(湯座棚倉町長にもご来店いただきました)