記事・お知らせ

芸術鑑賞教室

令和3年10月15日(金)芸術鑑賞教室が行われました。

劇団 銅鑼による「いのちの花」という演劇でした。

感染対策を行った中で行われました。

 

《生徒の感想》

(1年男子)

 今回の演劇を見て思ったのは、共感できることが多いと感じました。僕は農業科なので鶏に愛着がわいたりだとか、鶏糞や牛糞のにおいに驚いたりそういった共感できる部分が多くて本当に楽しめました。

 そして「いのちの花」プロジェクトという活動を実行した皆さんは殺処分という暗い現実から目を逸らさず殺処分された動物たちに目を向け、何かできることはないかと生徒だけで考え活動したことは本当に素晴らしいことだと思いました。

 

(1年女子)

 劇が始まる時、音楽に合わせて照明がだんだんと消えていきわくわくしました。劇の内容では、動物の糞を踏んでしまったり、匂いがついてしまったところや動物が殺処分される場面ではリアルでした。

 以前から動物の殺処分は知っていましたが、骨がゴミとして捨てられることに衝撃を受け、悲しい気持ちになりました。私は動物を飼うときは最後までかわいがりたいと思い、また殺処分の件数をなくしていきたいと「いのちの花」を鑑賞して思いました。

 

(2年女子)

 学校の図書館で『いのちの花』という題名の本を見つけたことがあります。本は、最初の方を読んだだけでした。高校生が殺処分された動物たちのことを思い、捨てられてしまう骨を肥料にするという考えを思いついたことが素晴らしいと思います。劇の中で「ボタン一つで骨を骨粉にできる機械」を「ボタン一つで殺処分できる機械」と重ねて考え、手作業で骨を骨粉にしていくこだわりに感心しました。演者それぞれの個性が出ていて、声やしぐさなどの演技力は見ごたえがありました。

 

(3年男子)

 私は、芸術鑑賞を通じて「命」の大切さを改めて実感することができました。特に、死んでしまった動物たちの骨をゴミとして廃棄していたという事実を知ったとき、強い衝撃を受けました。より多くの人に事の重大さを伝えるために、その骨を肥料として利用して花を育てる活動を行った生徒さんたちはとても行動力があり、多くの人々に影響を与えたと思います。私もたくさんの動物たちを大切にし、自分にできることを常に考えながら生活していきたいと思います。