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小麦粉のグルテン形成の比較実験

「小麦粉のグルテン形成の比較実験」(1年生:10月)を行いました。

実習前半は、いつもの通りプリントで小麦粉の種類や特徴、麺類の規格について座学(知識として学習)。
実習後半は、いよいよ実践です(体験として学習)。

※うどんは主に中力粉が使用されます。

 今回は比較のため、薄力粉・強力粉でこねる時間でどう変わるかを実験しました。

 (1班:薄力粉を10分こねる。2班:強力粉を10分こねる。3班:強力粉を20分こねる)

【内 容】

①材料を計量し、小麦粉に塩水を注ぎ混ぜる。生地がまとめよくこねる。

②こね時間通りこね、袋に入れて室温で30~60分ねかせる。

③のし台に打ち粉をし、ねかした生地をめん棒でのばす。

④③を包丁で切る。

⑤④をよくほぐし、15分程度ゆでる。

⑥ゆで上がったら、流水で よく洗い、ざるにあけて 水を切って完成。

各班きっちり計量強力粉は弾力が強く、伸びにくい同じ幅に丁寧に切る

 

 

 

 

 

溢れないように注意!左から1~3班のうどん

最後は試食で違いを理解

 

 

 

 

 

 

 

【生徒の声】

・初めてうどんをつくったけど、思ったより簡単で家でもつくってみたい。

・見た目は1班が黄色っぽく、2班と3班は白っぽかった。

・1班のうどんはコシがあって丁度よかった。3班のうどんは固すぎてあごが疲れた。 

 (小麦粉は、こねるほどグルテンが形成され固い食感になります。)

今後も、教科書の内容を実習に取り組んでいきます。